日時: 2007.03.27(火)
皆さん、こんにちは!
ようやく春めいてきたかな?という今日この頃、桜前線が待ち遠しい北国のエアーダイブです。
さて今日の画像、何事?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
「ぎゅうっ」この音、何かを握っているんでしょうか?踏んでいるのかも?
でもこれは、実は日常の中で聞こえるようで聞こえない音なんですよね。
そう、今日は「擬音語」のお話です。
ドカッ、バキッ、ドキドキ、サーッ、ズザザザッ、きゅん…などなど。
漫画では紙から音を出すことは出来ません。そんな時に欠かせない、「実際そんな風に聞こえてないんでない?」という音を
視覚で表すもの。それが擬音語です。
たとえば、アクション漫画などでも、殴り合うシーンの後ろには必ず、迫力のある擬音語がありますよね?
あれが、もしなかったら…と想像してみてください。
なんだか、迫力も半減しちゃいませんか?
そう、漫画では、擬音語も絵の一部。
荒々しいシーンには、墨で書き付けたような荒々しい擬音語を。
静かなシーンには、流れるような美しい形の擬音語を…など、
絵だけでは伝えきれない場面のイメージを補強してくれるのです。
使い方次第では、演出の心強い味方になってくれること、間違いなしです!
(もちろん、あえて擬音語を入れないという演出もアリですよね^^)
ちなみに今日の画像は、墨で味のある擬音を書こうとして…挫折した残骸です;;
ではまた次回お会いしましょう!
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