カテゴリー: 漫画制作 | 日時: 2007.07.11(水)
皆さんこんにちは^^
本日は久しぶりに絵の話です。
本日皆さんに紹介するのは、気難しい、一筋縄では
いかない、その名も「パース」君です!!
何だこれは?!
はい。
何かと申しますと、立体的な絵を描こうと挑戦する時に
必ず顔を出すのが「パース」君なんです。
よく、「3次元」とか「2次元」と言いますよね?
私達が生活しているリアルな世界は3次元です。
「高さ(たて)」「幅(よこ)」「奥行き」
この3つがあるから3次元らしいです。
2次元は、紙の世界と言えば伝わりやすいでしょうか、
「たて」「よこ」しかないんです。
この「たて」と「よこ」しかない2次元の紙の上に
立体的な描写をしたい時、「奥行き」をなんとか
表現しなければなりません。
そんな時にあらわれるのが「パース」というルール
なんです。
例えばこう。↓
※クリックすると大きい画像が見れます。
男の子が奥にいたり、手前にいたり見えますよね。
一番奥の男の子の頭の線と、一番手前の男の子の頭の線は
同じです。これが「パースが合っている」という事です。
頭だけではなく、シャツの後ろのピンとはねてるところ、
ひざの裏あたりなどなど、線が同じ場所にありますよね。
しかーし。
気になる男の子が一人いますね。
小さく見えませんか?
この男の子は思いっきり「パース」を無視した状態です。
これが「パースが合っていない」という事です。
なんだー、簡単じゃーん^^
線に合わせればいいんでしょー^^
と思いますが、これがまた難しいんです;;
「パース」に合わせて描き進めているのに
なんだかおかしく見える…。
奥に行けば行くほど「幅(よこ)」は狭く見えるから、こう描いて…。
上から見れば地面の線はここで…。
下からみたら地面の線はこっちへ移動し…。
この物体がこっちへ移動したら、この物体がこうなって…。
;; しくしく。
「パースに合わせる」事自体が難しい上に、
漫画の表現では「伝えたいもの」「見せたいもの」を
大切にするので、律儀に「パース」に合わせていたら
肝心なものが手前の物体に隠れちゃう!!
などという落とし穴が多々あります。
そんな「パース」君との奮闘ぶりは
話が長くなるので本日はこの辺で…。
さて、我々は無事勝利をおさめることが出来るのか?!
「パース」君と仲良くなり同盟を結ぶ事が出来るのか?!
皆さん、暖かく見守っていてくださいね。^^
本日は久しぶりに絵の話です。
本日皆さんに紹介するのは、気難しい、一筋縄では
いかない、その名も「パース」君です!!
何だこれは?!
はい。
何かと申しますと、立体的な絵を描こうと挑戦する時に
必ず顔を出すのが「パース」君なんです。
よく、「3次元」とか「2次元」と言いますよね?
私達が生活しているリアルな世界は3次元です。
「高さ(たて)」「幅(よこ)」「奥行き」
この3つがあるから3次元らしいです。
2次元は、紙の世界と言えば伝わりやすいでしょうか、
「たて」「よこ」しかないんです。
この「たて」と「よこ」しかない2次元の紙の上に
立体的な描写をしたい時、「奥行き」をなんとか
表現しなければなりません。
そんな時にあらわれるのが「パース」というルール
なんです。
例えばこう。↓
※クリックすると大きい画像が見れます。
男の子が奥にいたり、手前にいたり見えますよね。
一番奥の男の子の頭の線と、一番手前の男の子の頭の線は
同じです。これが「パースが合っている」という事です。
頭だけではなく、シャツの後ろのピンとはねてるところ、
ひざの裏あたりなどなど、線が同じ場所にありますよね。
しかーし。
気になる男の子が一人いますね。
小さく見えませんか?
この男の子は思いっきり「パース」を無視した状態です。
これが「パースが合っていない」という事です。
なんだー、簡単じゃーん^^
線に合わせればいいんでしょー^^
と思いますが、これがまた難しいんです;;
「パース」に合わせて描き進めているのに
なんだかおかしく見える…。
奥に行けば行くほど「幅(よこ)」は狭く見えるから、こう描いて…。
上から見れば地面の線はここで…。
下からみたら地面の線はこっちへ移動し…。
この物体がこっちへ移動したら、この物体がこうなって…。
;; しくしく。
「パースに合わせる」事自体が難しい上に、
漫画の表現では「伝えたいもの」「見せたいもの」を
大切にするので、律儀に「パース」に合わせていたら
肝心なものが手前の物体に隠れちゃう!!
などという落とし穴が多々あります。
そんな「パース」君との奮闘ぶりは
話が長くなるので本日はこの辺で…。
さて、我々は無事勝利をおさめることが出来るのか?!
「パース」君と仲良くなり同盟を結ぶ事が出来るのか?!
皆さん、暖かく見守っていてくださいね。^^
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