カテゴリー: 漫画制作 | 日時: 2007.02.05(月)
今回はスクリーントーンを貼ってみました!
建物の影の部分、木の影にが地面に落ちている様子など…わかるでしょうか?
線画のときより立体感が出た感じがしますね。
でも実は、この原稿、かなり積極的にトーンを貼ってみたものなんです。
普段は線画に加えて、ほんの少し影を強調するために貼るだけ。
なぜかというと…
トーンを貼りすぎて、無機質になっている絵、見たことありませんか?
ひょっとしたら、例えば機械が発達した近未来の世界観には、ああいう表現が向いているのかもしれませんが、今回私たちが表現したいのはなんといっても、
人間が生活している音が今にも聞こえてきそうな、温かみのある雰囲気なんです!
となると、なるべくトーンは控えて、線画で表現したほうが、より目指す雰囲気に近づけられるんですね。
手描きの線のあったかみって、漫画でも、何故か伝わるものなんです。不思議ですね。
では、次回の更新をお楽しみに!
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