皆さんこんにちは!
「義男の空」第4巻の発売も、あと少し!
今日は、「義男の空」の主人公である、
小児脳神経外科医『?橋義男』先生の
患児、「渡邊賢治くん」の絵画展のご紹介です!
【渡邊賢治 Kenji ぼくのうた vol.6 】

2010年3月19日(金)?22日(月)
10:00?22:00(最終日21:00まで)
札幌ファクトリー 2条館 B1 催事場
入場無料
よろしくお願いいたします!!
以下は、賢治君のブログ
【渡邊賢治 Kenji ?ぼくのうた?】より抜粋させていただいた文章です。
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6歳で「ムコ多糖症ハンター症候群」という
難病と判明した賢治君。
この病気は体内の酵素がたった1つ
欠けているために、分解できない老廃物が
脳や内臓、骨などの全身にたまり
障害が現れて死に至る進行性の病気で、
当時は治療法も薬もなかったのだそうです。
ただ研究段階ながら、唯一進行を止める手段に
『骨髄移植』がありました。
賢治君は幸運なことに、
お姉さんと骨髄の型が一致したため
平成9年7歳の時に札幌医大病院で
骨髄移植をしました。
この病気では北海道で初めての移植でした。
そして…。
骨髄移植は成功しました!
賢治君の体の中で、
お姉さんの血が生き始め、
欠けていた酵素を作り出してくれました。
そんな賢治君が絵を描きはじめたのは
10際の頃でした。
手にした物を何でも放り投げる癖を生かして、
その手に絵筆を持たせたことがきっかけです。
どこへ飛ぶかわからない筆が、和紙の上で
重なり逢って生まれ出る賢治君の色。
偶然が成す筆跡、線、空間。
その自由で力のある絵は
不思議にも心を揺さぶられるものでした。
渡邊賢治君の絵は、
まるで何かの使命を果たすかのように、
彼の『歌』と『言葉』を発しています。
http://kenji-no-egao.blog.so-net.ne.jp/2007-10-25
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現在、賢治君は入院中だそうです。
2008年7月に体調を崩し、絵の制作はストップ…。
そして今年の1月中旬に、生命を左右する問題が発覚し、
「いつ窒息するかわからない」と告げられました。
賢治君は現在、新作を描くことがむずかしい…。
「新作ができないなら私が…」と、
お母さんは賢治君の作品集、ブログと同タイトルの
【渡邊賢治 Kenji ?ぼくのうた?】を自費出版しました。

※A5判、40P、1500円。
本についてのお問合せ、お買い求めはhello-kenji@hotmail.co.jpまで
この作品集は、上記の絵画展
【渡邊賢治 Kenji ぼくのうた vol.6】でも販売します!
是非、足を運んで、賢治君の『歌』と『言葉』を感じてください。
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