漫画「義男の空」に関する情報
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年代別顔の描き分けについて
07.02.20(Tue)
みなさんには、この人物の年齢がいくつぐらいにみえますか?
15歳?18歳?22歳?
実はこれスタッフが以前練習用課題で
「小学校低学年」 の設定で描いたものなのです。
そんな子どもにはみえませんよね…
ではなぜ大人っぽく見えてしまったのでしょう。
下の図をみてください。
このように顔のパーツのバランスによって、幼い顔にみえたり、老けてみえたりしてしまうのです。
幼い顔を描きたい場合は目の位置を下の方に、年老いた顔を描きたい場合は目の位置を上の方にしてあげるといいのです。
ただし、これは必ず当てはまるものではなく例外もあるので、みなさんも色々な年齢のキャラクターを描いてみてはどうでしょうか?
ではまた次回、お会いしましょう。
背景で大事なトコロ
07.02.13(Tue)
こんにちは。少し日にちが空いてしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
エアーダイブ出版事業部は今日も今日とて漫画ひとすじです。
さて今日は、漫画描きさんなら一度は悩むに違いない「背景」についてのお話です。
パースが分からない!建物が建物らしく見えない!そもそも定規を持つのすらイヤ!…当てはまる方、いらっしゃいませんか?私もです。
描きはじめるとあれこれ大変でイヤになっちゃいますが、でも実は、背景で大事なことってとても簡単なことだと思うのです。
下の画像は随分前にスタッフが練習したものです。
この中に実はすっごく重要なもの が描いてあります。
すっごく重要なもの です。
↓画像クリックで重要なものが拡大されます
本当に重要なんですって!!;;
そもそも、風景画ならともかく、漫画における背景というのはキャラクターを生かすためにあるものです。
ですから、あるシーンでキャラクターが持つコーヒーカップだけが妙に小さいとか、ビル群がやけに巨大だとか、そこらへんが狂っていると、せっかくスムーズに読んでいても一瞬そこで目が止まってしまいますよね。
人間の目とは恐ろしいもので、普段自然に見ているものの比率が狂っていたりすると目ざとく見つけてしまいます。
逆に、比率が合っていて、ごく自然なものだと認識すると、背景というものは気にならない。するっとスルーして読めるのです。
ですから、背景の目指すところは「当たり前のようにスルーできる背景」なんじゃないかな?なんて。
そのためにも、背景を描くときは、人間一人分の大きさとこの扉の大きさは合ってるかな?手のひらとコーヒーカップはちょうどいいかな…なんて考えながら描いていくと、バランスのとれたステキ背景が描けるかもしれません (断言はできません;)
目指すところが結局「人の目につかない背景」とは、ちょっと空しい気もしないでもないですが…
でも一生懸命描いてるので、ほんのちょっと目を通して見てもらえたら…報われます(^^;)
ではまた次回、お会いしましょう!
見た目で判断!??キャラクターの描き分けと印象
07.02.08(Thu)
皆さんは普段、周りの人の印象を何を見て判断していますか?
背が小さくて丸顔だからかわいらしい人?
高級品を身につけているからリッチな人?…いやいや。
人を見た目で判断するなんて!と思われる方もいるかもしれませんが、これって大事なことなんです。もちろん漫画においても。
今回はそんなお話です。
上の四人はそれぞれ40代、60代の男女です。
描き分けをする上でまず大事なのは、ぱっと見で違いがわかることです(当たり前ですが;)
髪型を変えてみたり、白髪だったり。タレ目ツリ目、体型や顔のパーツ一つ一つに至るまで、違いを出せる部分を挙げればキリがありません。
ですが、ここではもうすこし進んで「外見と内面の関係」についても考えてみます。
先にもあげたように、日常生活で私たちは知らず知らず、周りの人の印象を見た目で判断しているんですよね。
メガネをかけているから真面目な人。
角刈りで筋肉質だからスポーツマン。
そういった「わかりやすい」外見の情報から、その人のキャラクターを推し量っています。それで、付き合いが深まるうちに、最初に想像していたのとは違う面を発見して、驚いたり…。
また、髪型や身に付けているものはほとんどの場合「その人が好きで選んだもの」ですから、そこから趣味や好みを推測するというのもあながち間違いではないのかもしれません。
漫画のキャラクター設定についても同じことがいえます。
キャラクターの外見は少なからず、内面とつながりがあるものです。
例えば、外見が凄く変わっているのに、内面がごく常識的だったら「ええ?なんで?」と思いますよね。
また、内面がどんなに他と一味違うものを持っていても、あまり特徴のない外見であれば、なかなかそれをすぐに判断することは出来ません。
ですから、ある程度「わかりやすい」見た目にするというのは、「この人はこういう人です」と読み手に対して示してあげる描き手側の気遣いといえると思うのです。
もちろん、見た目がすべてではありませんが。よりお話に没頭してもらうための仕掛けのひとつですね。
これを逆手にとって、元気なキャラクターに見せたかったらどういう外見にすればいいのか…と考えてみるのもいいかもしれません。あるいは、こんな外見なのにこんな性格なの!?と、狙って意外性をもたせることも出来るかも?
思う通りのキャラクターを自由自在につくりあげましょう!
トーン入りました!
07.02.05(Mon)
今回はスクリーントーンを貼ってみました!
建物の影の部分、木の影にが地面に落ちている様子など…わかるでしょうか?
線画のときより立体感が出た感じがしますね。
でも実は、この原稿、かなり積極的にトーンを貼ってみたものなんです。
普段は線画に加えて、ほんの少し影を強調するために貼るだけ。
なぜかというと…
トーンを貼りすぎて、無機質になっている絵、見たことありませんか?
ひょっとしたら、例えば機械が発達した近未来の世界観には、ああいう表現が向いているのかもしれませんが、今回私たちが表現したいのはなんといっても、
人間が生活している音が今にも聞こえてきそうな、温かみのある雰囲気 なんです!
となると、なるべくトーンは控えて、線画で表現したほうが、より目指す雰囲気に近づけられるんですね。
手描きの線のあったかみって、漫画でも、何故か伝わるものなんです。不思議ですね。
では、次回の更新をお楽しみに!
コートドールにて…
07.02.03(Sat)
今回はスタッフ2人で「レストランコートドール」 にてお客様にご馳走になっちゃいましたっ!
お客様は、ワインの達人!全く料理に関心がなく、知識・味覚共に浅い人間の私には勿体無いコースでしたが、思いっきり堪能しちゃいました!
テーブルマナーに自信のない我々に「大事なことは食事を楽しくすること。」と、食事をしながらの様々な細やかな演出。そして裏付けされた知識を分かりやすくご説明して頂けました。楽しいお話、勉強になるお話、そして美味しい料理!そして、とてつもない厚みのトリュフ!!
今生最後と思われる(w)貴重な時間をご提供頂きまして心より感謝です!
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■COTE DOR (レストランコートドール)
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札幌市中央区宮ヶ丘1丁目2-38
TEL 011-614-1501
URL:http://www.restaurant-cotedor.com
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